引き渡し作業が終わり、池端さんたち山田工務店スタッフが
全員帰社されても、はにわの家の玄関は開いているのを見て、
やっぱりなぜか不思議な気分になる。
戸締り大丈夫なのかしら、って。
エアコン取り付け屋さんが作業している建物の中に入っても、
なんだかまだ自分の家、という感じがしない。
やっぱりまだ「よその家の現場見学会」のような気分だ。
違うのは、見学会の装丁も養生もしていないところだ。
母「じゃ、お昼にしましょ」
くま「え、さっそくなんか作るの?」
母「
今朝用意したでしょ?その残り」
ああ、そういうことだったのね。
両親は仮住まいに一度戻り、そちらでごはんにしたあと、
妹の会社へカーテンレールを回収に行く。
くまは、母から食料を受け取り現場...もとい、自宅で留守番。
エアコン取り付けの作業中ということもあるけれど、この日には
建て替えに際して新調した電気製品の配達も予定されていたからだ。
配達に際して、配置や確認、受け取りをしなくちゃいけないからね。
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昼過ぎ。窓を開け放って風がよく通るとはいえ、やはり暑い。
エアコン取り付けの音を聞きながら、家のあちこちを見て回る。
用もなく便座に座ってみたり、ロフトにあがってみたり、
誰に気兼ねすることもなく、思いついた場所で寝転がってみたり。
そうしているうちに、電気屋さんの配送トラックが到着した。
テレビの置く位置を指定すると、配送のお兄さんがてきぱきと作業し
据付から初期設定まで、あっという間にやってくれた。
テレビの使い方説明を受けている間に、照明とサーキュレーターが
運び込まれ、なんだか拍子抜けするくらいの短時間でお兄さんたちは
引き上げていった。
ところで、新調予定のなかった冷蔵庫だが、主婦のポテンシャル
(潜在的能力)やモチベーション(動機付け)を高める重要な要素である、
との強い働きかけがあったため、買い替えをすることになった。
まだ使える冷蔵庫なのに...との想いが私にはあるのだが、台所の主が
気持ちよく作業出来るためにというのも、決して軽視できない要素だ。
現在の冷蔵庫の働きに充分感謝をした上で、今回購入をした。
その冷蔵庫の回収をあわせて行うため、別の日に配送をして
もらうことになったのだ。
配送先(新宅)と回収元(仮住まい)が別だと、別途費用が必要なので、
配送日までになんとか、新宅の敷地内に運び込まなくちゃね。
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照明の、パズルのような梱包を解くのに苦しんでいると、
高所作業車が到着した。NTT回線の開線作業のスタッフさんだ。
建物外壁にちょろっと出たパイプが、電話線の引込口。
そこから呼び線を使って、モジュラー口まで一気に引き込んでいく。
そばで見ていたが、想像通り結構な長さがあるみたい。
自分でLAN配線をやる予定なのだが、手伝いを求めなきゃかもだな。
スタッフさんは、これまた慣れた手さばきで作業を進め、
持ち込んだ確認用の電話をつなげて、試しの電話をかけてみる。
その数秒後、まだほとんど家具のない建物に、最初のベルが響いた。
NTT「では、確認もしましたのでこれで。引き落としでこの料金が
落とされますのでよろしくね」
そんな趣旨のことを言い、高所作業車は去っていった。
あ、電話機は仮住まいのダンボールの中だ。
回線は開通したけれど、電話は明日以降の設置だぁ。
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新築に際して引越をする皆さん。
引き渡しの日に、いろんな業者さんに来てもらうのはいいのですが、
ちゃんと計画を立てて時間や内容を決めておかないと、なんだか
ばたばたしちゃいます。経験上アドバイス。
え、うちだけ?